買取人気ブランド [ ロジェ・デュブイ(ROGER DUBUIS)] |
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ロジェ・デュブイ(ROGER DUBUIS)の主要腕時計
シンパシー(Sympathie)
2004年、オマージュとともにシンパシーのリニューアル・モデルを発表しました。
インパクトの強い高級機械式時計のイメージを短期間に作り上げたロジェ・デェブイは、8年の年月を経たデザインに対して古色を帯びたと判断することを厭うはありませんでした。
オマージュとともにブランド創立直後に発表された「シンパシー」はロジェ・デュブイの独創的な意匠を印象付けました。
ラウンドとスクエアを重ね合わせて、ラグにまで続く穏やかな曲線で結んだケースは既存の時計と一線を画していました。
「シンパシー」(調和)とはふたつの形が互いに共鳴し、美を作っていることから名づけられています。
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ロジェ・デュブイは、1995年にスイスのジュネーブにロジェ・デュブイ氏とカルロス・ディアス氏によって設立されました。
その時計作りは、ジュネーブの高級時計にこだわり、ユニークピース(世界で唯一の時計・自分だけの時計)としての追及などが象徴されます。
それは、ジュネーブ・シール(ジェネバ・スタンプとも言う)やフランス国立ブザンソン天文台による精度検査、限定28本という希少性などに表れています。
では、ジュネーブ・シールとは何か?
一言で言ってしまえば原産地の確認と品質の証明ということになります。
しかし、何故ジュネーブなのかというと時代は16世紀にまで遡ります。
かつて宗教弾圧によってフランスやドイツなどのヨーロッパ諸国からジュネーブに逃れてきた時計職人が多くいました。
彼らは、後にジュネーブに時計産業の礎を築きます。
時代が経つにつれ時計産業はスイスの北へ発展し、やがてスイス全土へと広がりました。
そんな中、ジュネーブの名を語る粗悪品が出回るようになりそれに対処する意味で、真の高級時計を作る証としてジュネーブ・シールの規格を設定したのです。
それだけジュネーブの時計は、技術に優れディテールにまで最高の加工を施して作られる高級時計だったのです。
1957年にはその条項に「組み立て、最終検査、調整はジュネーブ州の職人の手で行わなくてはいけない」という規定が加わり、11項目にわたるムーブメントの仕上げに関する規定が定められましたが、現在は1993年に発効された8ヶ条で構成される法律が適用されています。
そうしたジュネーブ・シールを全ての製品に取得しているブランドは、ロジェ・デュブイの他はありません。(他のブランドは、一部の商品のみ取得しています)
また、ブザンソン天文台による精度検査にもこだわりがあります。
よくC.O.S.C.によるクロノメーター検査という言葉を聞かれた方は多いでしょう。
以前は、精度の検査は天文台が行うものでした。
そして、スイスではジュネーブ天文台、ニューシャテル天文台、ビエンヌ、ラ・ショー・ド・フォン、ル・ロッククル、サンティミエ、ル・サンティエの各検査機関、フランスでは国立ブザンソン天文台でした。
また、これら3つの天文台が発行する証明書を得た時計は「クロノメーター・オブザパトワ−ル」の称号を使う事ができるのです。
現在では、スイスの各検査機関がC.O.S.C.に集約され、スイスの天文台では検査を中止しています。
この点にも古き時代の踏襲を踏まえるロジェ・デュブイは、天文台での精度検査にこだわりブザンソン天文台の証明書を発行しているのです。
この証明書には、検査に持ち込まれた搬入日、搬出日までもが記載され、精度の認定結果は勿論、いつ、誰が検査したかまで記載されているのです。
また、ジュネーブ・シールにも検査が通った日付が記載されていますので、実際ムーブメントが組みあがり検査されたデータを全て消費者にオープンにしてくれるのです。 |
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