買取人気ブランド [ ブライトリング(BREITLING) ] |
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ブライトリング(BREITLING)の主要腕時計
ナビタイマー(NAVITIMER)
1952年に発表されたナビタイマーは、当時のパイロットや搭乗員にとって待望のクロノグラフでした。
この計器、クロノグラフ機能に加えて航空用計算尺、すなわち(航空用コンピュータ)を装備した史上初のモデルでした。
上昇速度、燃料消費量、マイル/キロメートル/海里の換算など、フライトプランに必要なあらゆる計算が可能なナビタイマーは、パイロットと飛行機オーナーの世界的な協会であるAOPAの公式時計に選定されていました。
この時計史上に残る名作を今日まで継承し、技術革新による改良を続けているのがナビタイマー・ラインの各モデルです。
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ブライトリングは、1884年にレオン・ブライトリングによって創業されました。
スイスのサン・ティミエ村に、パイロット用のポケットウオッチやコックピット機器などの精密計器専門の工場を建てたことからブライトリングの歴史は始まります。
事業の拡大にともないスイス時計産業の中心、ラ・ショードフォンに工場を移転。
その後、第一次世界大戦が始まった1914年に息子であるガストン・ブライトリングが事業の跡を継ぎ、1915年に30分積算計を装備した腕時計型クロノグラフ「30分タイマー」を発表。
1923年には、最初のクロノグラフ専用のプッシュボタンを開発し、航空用時計の開発も積極的に行うなど、彼は、パイロットたちとの親交を深めました。
ブライトリング(BREITLING)の歴史年表
1932年にはウィリー・ブライトリングが3代目経営者となり事業を展開。
1934年にリセット専用の第2プッシュボタンを開発しました。
こうして連続した短時間計測ができる、今日のクロノグラフの形態が完成しました。
1920年代に既に、航空用時計メーカーとしての定評を得たブライトリングは、1936年にはイギリス空軍に正式採用となり、やがてダグラス、ロッキードなどの航空機メーカーにも供給を開始。
1942年には最初の回転計算尺付クロノグラフ、クロノマットを発表。
また、アメリカ軍への供給を開始、各国公式サプライヤーとしての地位をさらに強化していきます。
1952年には航空用回転計算尺を装備したクロノグラフ、ブライトリング・ナビタイマーを発表。
こうしてブライトリングは当時世界の主要航空会社のコックピット・クロックを供給していきました。
1960年代には、宇宙に目が向けられ、宇宙飛行士スコット・カーペンターが「ブライトリング・コスモノート」を着用して宇宙船オーロラ7号による地球3周に成功しましたが、1970年代にはさすがのブライトリングもクォーツ・ショックの余波を受け、工場の閉鎖などに追い込まれました。
1979年には、パイロットであり、時計・電子工学エンジニアのアーネスト・シュナイダーがウィリー・ブライトリングからブライトリング・ブランドを譲り受けました。
そしてイタリア空軍の精鋭のエアロパティックス・チーム「フィレッチェ・トリコローリ」のパイロットたちの協力を得てクロノマットを開発。
また、1952年に発表したナビタイマーを甦らせて「オールドナビタイマー」として確立。
そして、アナログとデジタルの結合のクオーツ式時計の「エアロスペース」の3つを発表します。
1999年、前人未到の全モデルのクロノメーター化を目指す「100%クロノメーター宣言」を発表。
従来、スイスの公的機関であるスイスクロノメーター検定協会(C.O.S.C)は秒針のない時計の試験基準は存在しませんでした。
そこで秒針がなく、液晶表示しか持たないエアロスペースを公認モデルとする為にブライトリング社はスイスクロノメーター検定協会(C.O.S.C)に対して新たな検査基準の導入を要求。
こうして2001年には全モデルが、スイスクロノメーター検定協会(C.O.S.C)公認クロノメーターとして認められました。
2002年には機械式クロノグラフの設計・製造を専門に行う新工場、ブライトリング・クロノメトリーを、110年前レオン・ブライトリングが最初のクロノグラフ工場を建設したゆかりの地、ラ・ショードフォンに創設しました。
ブライトリングは、とどまる事無く技術と時代への挑戦を続けているのです。
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